家路


ふと横に目をやれば のら猫が

気のないふりをしてついてくる


アスファルト溶けそうな 夏もいつか終わって

カーディガンを羽織る秋になって

ため息が空を昇る冬

風と歩めば春


わかってるつもりでした

大人になればなるほどに ウソをつくのが下手になる

汗かいて空っぽになって


赤と青が混ざる前の空を見てた

すぐに夜になった

鳥たちも羽休める夜 月がせせら笑う

僕も帰ろう のら猫も姿をもう消した


2011©BATCH-GOODE.YAMAMOTO


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